Aoiduino は arduino 環境上で動作する対話型プログラムです。

利用者は Aoiduino にコマンドを送信することで、任意の命令を実行させることが可能です。本例 (ページ下5行目以降) では、echo コマンドにinoという文字列を表示させていますが、返される値は JSON 形式であることに注意してください。

コマンドの形式は、コマンド名とそれに続く半角スペースで区切られた複数の (英数字)文字列 となります。

コマンドの形式

Command arg1 arg2 … arg[n]

このようにコマンドを入力し、その結果を対話的に確認できるため、簡単な動作確認や試作品製作などの早く結果が求められる用途に最適です。

反対にゲームコントローラーのように高速応答が求められる場合には不向きですが、Aoiduino ではその要望に対応するため、C, C++ 言語を利用した拡張機能も用意しています。

※拡張機能が必要な方は別途お問い合わせください

対話型プログラムの実行は、ターミナルソフトをお持ちの場合はそちらでも可能ですが、本サイトでは利便性の高い以下の機能を提供していますので、Aoiduino の機能を最大限生かすことが可能です。

  • CMSを使用したコマンドの記述および管理
  • シリアルポート経由のコマンドの一括実行機能
  • シリアルポート経由のコマンドの書き込み機能
コマンドの書き込み機能
ESP32 や Spresense などのファイルシステムを構成できる環境では、コマンドの書き込み機能を利用することで、電源投入時にそのコマンドを(runlevel 0-9 の10段階で)自動実行できます。

概要がわかってきたと思いますので、環境の準備を進めましょう。